赤ちゃんのクラミジア肺炎には2種類あります。母親がクラミジアに感染している場合の母子感染と、生まれた後に感染する場合です。

今回は赤ちゃんのクラミジア肺炎についてお伝えしたいと思います。

◇赤ちゃんのクラミジア肺炎には2種類

赤ちゃんのクラミジア肺炎には2種類あって、それぞれ病原菌が異なります。

●クラミジア・トラコマティス肺炎

当サイトで取り上げている、性器感染するクラミジアです。病原菌はクラミジア・トラコマティスです。母親がクラミジアに感染して治療をせずに出産すると、生まれてくる赤ちゃんが産道でクラミジアに感染します。

私が調べたところ、母親が治療しなかった場合赤ちゃんが母子感染する確率は以下の通りです。

・クラミジア結膜炎 18%~50%

・クラミジア肺炎 3%~18%

(「性感染症 STD」南山堂による)

ただし、この母子感染の確率については諸説あるようです。母子感染の確率を50%から70%と書いてあった医療サイトもありました。多分、これは確率を調べたサンプルによる差なんでしょうね。いずれにしても母親が治療しなければ非常に高い確率で母子感染が発生することが分かります。

●クラミジア・ニューモニア肺炎

こちらの病原菌はクラミジア・ニューモニアです。母子感染ではなく、生まれた後に飛沫感染します。従って赤ちゃんだけでなく、誰でも感染する可能性があります。特に抵抗力の弱い赤ちゃん、幼児、更には高齢者が施設などで集団感染することもあります。

このように、クラミジア肺炎といっても全く感染ルートの異なる2種類があります。どちらの肺炎にも共通しているのは、あまり高熱が出ないことです。それゆえ軽い風邪と間違われる場合もあるそうです。

◇クラミジア母子感染は防げる

妊婦健診にはだいたいクラミジア検査が含まれています。これは先ほど説明したクラミジア・トラコマティスによる母子感染を防ぐためです。治療なしの場合、高い確率で赤ちゃんへ感染すると説明しましたが、ちゃんと治療すれば母子感染は防ぐことが出来ます。

また、万一母子感染した場合も抗生物質による治療が可能であり、クラミジア肺炎で赤ちゃんが亡くなる事例は少ないようです。いい薬がなかった昔はクラミジア肺炎でなくなる赤ちゃんは多く、赤ちゃんの3大死因の1つだった時代もあるそうです。

なお、妊婦のクラミジア治療については『妊娠中のクラミジア治療は?』をご覧下さい。

今回は赤ちゃんのクラミジア肺炎について説明しました。もしもあなたが妊娠中なら、必ず妊婦健診を受けて下さい。そして、検査が陰性であっても、検査後に感染しないようご注意下さい。妊婦健診の意味がなくなります。

生まれてくる可愛い赤ちゃんのためにも、絶対に母子感染が発生しないようクラミジア検査を受けて下さい。

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『肺炎も同じクラミジア?』

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