「病院でクラミジアの治療をしてもらっているのに、症状が治らない!」

こんな悲痛な叫びをネット上で見つけました。これはいったいどうしたことなのでしょうか?

◇クラミジアの症状が消えない!

私は当サイトを運営していることもあってネット上の健康相談サイトをよく見ています。それは無料のサイトであったり、登録制の有料サイトだったりします。

今回私が見つけたサイトは有料サイトです。登録した会員がネット上で相談を書き込むと現役の医師が回答してくれるシステムになっています。

ただし診察や治療などの医療行為は出来ません。あくまでもアドバイスのみの回答となります。

さて、私が見つけた相談とは、30代の男性からの書き込みです。こんな相談でした。

●10日前に病院でクラミジアに感染していることが分かり、薬をもらいました。

●ジスロマック250mg×4錠を1日分飲みました。

●しかし、10日経っても精巣上体炎の症状が消えない。

むろん、こうした相談はネット上に書き込むのではなく、薬を処方してくれた担当医に言うのが当然です。しかし、運悪くこの相談者は年末年始の休診にひっかかり、止む得ずネット相談した訳です。

この相談者の書き込みに対して現役の医師が複数回答を寄せています。それをちょっと並べてみると・・・。

●まだクラミジアが治りきっていない可能性が高い。

●ジスロマック250mg×4錠を1回では薬が足りない。500mg×4錠が望ましい。

●クラミジアだけでなく淋菌など、他の性感染症と重複感染している可能性がある。

こうしたアドバイスが書かれていました。当然ながら、現在治療してもらっている病院へ相談して下さい、と言うアドバイスは多数アリです。先ほども書きましたが年末年始の休診中なのでネット相談しています。

 

◇クラミジアの治療薬は

さて、相談者の書き込みに対する医師のアドバイスをちょっと見てみましょう。まず、薬の量が足りないとの指摘はどうなのでしょうか。

相談者はジスロマック250mg×4錠だったようですが、回答医師は500mg×4錠が望ましい、2倍の量が適正だと指摘しています。

クラミジアの治療薬については、『クラミジアの薬たち』と言う記事で説明済みです。日本性感染症学会のガイドラインによるとジズロマックは1000mg×1回を推奨しています。

という事は、相談者の担当医が処方した250mg×4錠=1000mgは推奨通りであり、正しかったように思われます。

それに対してネットで回答した医師が500mg×4錠が望ましいと指摘しているのはどうなんでしょう。症状が治らなければ更に追加する、と言う意味なら分かりますが、最初からだと多すぎるようにも思いますが。

 

◇淋菌との重複感染

最もクラミジアと重複感染が考えらえるのは淋菌です。感染ルートも同じだし症状も似ています。更に30代男性に多い性感染症でもあります。

これも前に、「クラミジアと淋菌の同時感染」と言う記事を載せていますが、ある調査によればクラミジアか淋菌のどちらかに感染している人が、もう片方にも感染している確率は40%だったそうです。

淋菌感染によっても精巣上体炎は発症することがあるので、クラミジアは治ったけどまだ淋菌が残っているのかも知れません。これは一番最初の診察の時にクラミジアだけでなく淋菌感染の検査も行ったかどうかが問題となります。

相談者の場合はそれが定かでなく、担当医に聞いてみないと分からないそうです。何度も書きますが年末年始の休診中なのでその確認が出来ません。

ちなみに、精巣上体炎の症状とは、陰嚢(いんのう:睾丸の入った袋のこと)の中にある精巣上体(副睾丸のこと)の軽い痛みから始まります。最初は一部が痛いだけですが、段々と痛みは全体に広がります。陰嚢が硬く腫れあがったり赤くなったりします。また太腿の付け根が痛くなったり38度以上の高熱が出ることもあります。

クラミジアと淋菌の両方に感染している場合、淋菌の治療を先に行うのが一般的だそうです。その理由は先ほど紹介した記事に載せてあります。

もしかしたらこの相談者はクラミジアと淋菌の重複感染で、医師が淋菌検査をしなかったのかも知れません。もしもそうならクラミジアは治っても淋菌が残っている可能性があります。

以上のように、「クラミジアの治療を受けているけど症状が治らない」と言う状態が続いた場合、治療薬が不足していたり淋菌と重複感染していたりといった可能性があります。

担当医に症状を告げて適正な処置をしてもらうことになります。

では、今回の男性のように担当医が休診中はどうすればいいのでしょうか。取りあえず何かの薬を自分で買ってきて飲む?これは危険です。

ネット上で現役の医師が回答したように、

「かかりつけの病院が休診中なら、取りあえず他の当番病院で診てもらって下さい。」

と言うのが正解のようです。応急処置においてもちゃんと医師に診てもらうことが大事です。

今回はネット上で見つけた、「クラミジアの治療を受けているけど症状が治らない」と言う書き込みを取り上げてみました。もしもあなたが同じ状況になったら、参考にして頂ければと思います。

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